経験者が「客室清掃がきつい」と言われる理由を解説！仕事内容も紹介

これらの疑問を解決する記事です。

客室清掃の仕事に興味があるけど、大変そうだから悩んでいませんか？

実は客室清掃は慣れれば、体力はあまり必要ありません。

60代・70代の地元のおばちゃんも普通に働いているからです。

しかも、未経験者でも問題なく働けます。

やめとけ？客室清掃がきついと言われている理由

客室清掃がきついと言われている理由は、次の4つです。

詳しく解説します。

体力的にきつい

客室清掃は「体力的にきつい」と言われています。

休憩時間もなく、ずっと動いているからです。

たとえば朝8時に始まったら、15時まではノンストップで働きます。

ノルマがこなせない

「ノルマがこなせないからきつい」と言われます。

15時のチェックインまでに全部屋キレイにしないといけないからです。

特に繫忙期は、部屋数も多くノルマがきついです。

腰や膝を痛める

「腰や膝を痛めるからやめとけ」と言われます。

頻繁にしゃがんだり、腰を曲げた状態で清掃をするからです。

そのため、長年清掃をしている人は腰や膝が悪い人が多いです。

給料が安い

「給料が安いからきつい」と言われています。

日本の平均年収（461万円）に対して、客室清掃の平均年収は314.8万円と少ないからです。※参照：厚生労働省

しかしながら、令和4年賃金構造基本統計調査によると、清掃業が含まれる[サービス業（他に分類されないもの）]の平均年収は268.4万円です。

客室清掃の仕事内容

客室清掃の仕事内容は、次の通りです。

1つずつ詳しく解説します。

ベットメイク

客室清掃で、1番大変な作業がベットメイクです。

ベットメイクが遅いとすべての作業がズレ込んでしまうからです。

また、コツを掴むまで1部屋20分以上かかってしまいます。

ベットメイクの流れは、次のような感じです。

シーツ張りは、2ベットだと5分以内で張ります。（慣れてくると3分以内）

この後に、枕や掛け布団のセットをして終了です。

1部屋10分以内でできれば、合格点です。

布団の上げ下げ

旅館だと布団の上げ下げもあります。

お客さんが夜ご飯を食べてる間に、布団を敷きます。（部屋食の場合、お客さんの目の前で敷きます）

布団を敷くのは、2人ペアでやるので簡単です。

しかしながら、布団を上げる方は少し大変です。

すべてのシーツを剥いで、布団を押し入れにしまっていきます。

そのため、力が少し必要です。

お客さんが朝食を食事会場で食べている間に上げるパターン・部屋食の場合は布団を上げてから朝食の準備をお客さんの目の前でやるパターン・お客さんが帰ってから布団を上げるパターンがあります。

トイレ・風呂掃除

トイレ掃除・風呂掃除もあります。

家庭でトイレ掃除や風呂掃除をやるのと同じような感じです。

基本的に毎日やるので、スゴイ汚れているわけではありません。

汚れている所や水滴を拭いたり、ゴミ回収をします。

アメニティー補充

アメニティー補充もします。

その日に泊まる人の分の歯ブラシや浴衣・タオルなどを補充していきます。

人数を間違えるとクレームに繋がるので、慣れるまで指示書をしっかり見ながらやりましょう。

掃除機掛け

掃除機掛けは、家庭用のコンパクトな掃除機でやる勤務先が多いです。

髪の毛1本も落とさないようにしないといけないので、慎重にやる必要があります。

そのため、熟練のスタッフがやる勤務先も多いです。

拭き掃除

拭き掃除は、床や窓・テレビの裏などホコリが溜まる所をキレイにしていきます。

少しのホコリでもクレームが入るので気を付ける必要があります。

特にテレビの裏は、定期的にクレームが入るので気を付けましょう。

点検

すべての作業が終わったら、点検の作業をやります。

点検の作業は、リーダーがやる勤務先が多いです。

掃除の不備やアメニティーの数などを点検していきます。

客室清掃に向いている人の特徴

客室清掃に向いている人の特徴は、次の通りです。

詳しく解説します。

掃除が好きな人

掃除が好きな人は向いています。

客室清掃は、部屋を元の綺麗な状態に戻す仕事だからです。

そのため、掃除が好きな人には天職のように思えます。

黙々と作業できる人

黙々と作業できる人は向いています。

客室清掃の仕事は、与えられた仕事を1人で黙々とやっていくからです。

基本的に仕事が始まってから、終わるまでほとんど人と喋りません。

年上が多い職場でも大丈夫な人

年上が多い職場でも大丈夫な人は、客室清掃に向いています。

客室清掃は、地元の60代・70代のおばちゃんが働いているからです。

そのため、自分の年齢を気にせずに働けます。

辞める理由が多い！客室清掃に向いてない人の特徴

客室清掃に向いてない人の特徴は、次の通りです。

詳しく解説します。

膝や腰が悪い人

膝や腰が悪い人は、客室清掃に向いていません。

慣れていれば問題ないですが、膝や腰が悪いと作業スピードに大きく影響するからです。

また、頻繁に腰を曲げた状態で作業するので、持病がある人は辞めていきます。

誰かと話しながら作業したい人

誰かと話しながら作業したい人は、客室清掃に向いていません。

決められた作業を1人で黙々と終わらせていくからです。

また、話しながら作業をするとミスが増えるし、手が止まる時間があるので仕事が終わりません。

恥ずかしいと思ってしまう

清掃の作業が恥ずかしいと思っている人は向いていません。

恥ずかしいと思ってたら、清掃の仕事は終わらないからです。

また、客室清掃は人目に付く仕事でもないので、恥ずかしがる必要がありません。

客室清掃をするなら派遣会社を通すべき

客室清掃で働きたいなら、派遣会社を通すべきです。

派遣会社を通すだけで、直接雇用よりも条件の良い勤務先で働けるからです。

また、事前に勤務先の職場環境を派遣会社が教えてくれます。

そのため、ブラック企業で働く心配がありません。

しかも、数か月の短期間から働けるので、自分に合わなければ辞めればいいだけです。

おすすめの派遣会社【3選】

客室清掃で働きたいなら、派遣会社は次の3社がおすすめです。

詳しく解説します。

ダイブ

客室清掃で働きたいなら、ダイブがおすすめです。

ダイブは他社と違い、登録するだけでマイページから詳しい求人票＋施設名が分かるからです。

また、勤務先の口コミ・評判も分かるので、職場の雰囲気が事前に分かります。

LINEで担当者に相談が可能・アフターフォローなどサポートが他社よりも優れているのも特徴です。

ビーグッド（リゾートバイト.net）

求人の質にこだわりたいなら、ビーグッドがおすすめ。

ブラック求人を排除して、ホワイト求人しか取り扱っていません。

時給や待遇もTOPクラスなので、安心して使える派遣会社です。

グットマンサービス

グッドマンサービスは、業界No.1の高時給で求人数も多いため男女共に使いやすいです。

リピーター時給や週40時間以上の勤務は残業になるなど、他社よりも稼げる仕組みになっています。

稼ぎたいなら、絶対に外せない会社です。

クレームが多い！注意するべき手抜きポイント

客室清掃でよくクレームが来る手抜きポイントは次の通りです。

忘れやすくメンドクサイので、ついつい手を抜いてしまいます。

そのため、クレームがよく来るのです。

まとめ：客室清掃は慣れればきつくない

「客室清掃がきつい」と言われる理由は次の4つです。

しかしながら、慣れれば客室清掃はきつくありません。

60代・70代の人も働いていますからね。

また、仕事内容も専門的な知識は必要ないため簡単です。

客室清掃に挑戦したいなら、リゾートバイトがおすすめです。

リゾートバイトの派遣会社が、職場の雰囲気を教えてくれるからです。

自分に合った職場を探しましょう。

あなたが理想的な職場を見つけられるように心から願っています。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

その他の職種が知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

客室清掃のよくある質問

ホテル客室清掃は、1人何部屋?

1人あたりのノルマはホテル・旅館のやり方によって変わります。

1人で1つの部屋を完成させるのか、2～3人のチームで1つの部屋を完成させるのかで違ってくるのです。

そのため、1人5部屋の所もあれば、10部屋以上の所もあります。

清掃業に向いている人はどんな人ですか?

清掃業に向いている人は、次の通りです。

• 掃除が好きな人
• 1人で黙々と作業できる人
• 年上が多い職場でも大丈夫な人

もっと詳しく知りたい方は、次の記事を見てください。

＞＞清掃業の向き・不向きを詳しくみる

ホテルの客室清掃には資格が必要ですか?

ホテルの客室清掃には、資格は必要ありません。

未経験者でもすぐに始められます。

未経験者なら派遣会社を通しましょう。

＞＞派遣会社を通すべき理由をみる